☆変形性膝関節症☆
膝の痛みと言っても、様々な原因があります。
スポーツによるもの、長時間の立ち仕事によるもの・・・
そして、膝痛の中で中年期以降に最も多いのは、
膝の軟骨がすり減ってくる変形性膝関節症です。
特に冬場の寒い時期には症状が強くなる方が多数いらっしゃいます。
朝ベッドから立ち上がるときや階段を降りる時や靴を履こうとしゃがんだとき
などにズキッとした痛みを感じます。
それは膝が曲がる瞬間に体重がかかることで、
膝関節に力が加わるためです。
いすに座るなど、静かにしている時には痛くありません。
膝の痛みを訴える人方に共通してみられることがあります、
高齢であること、太っていること、O脚であるといった特徴があります。
40歳以上の日本人では、男性の約40%、女性の約60%に
見られるというデータがあります。
片足で立つなど、普段の姿勢が原因となって
膝へ負担がかかり痛みを伴うケースもあります。
変形性膝関節症の年齢別・性別割合グラフ
膝の痛みを訴える人の多くは、
膝関節の軟骨がすり減っていると考えられます。
軟骨の変形が進んでくると、膝がまっすぐに伸びなくなってしまいます。
これは、加齢のために軟骨の水分や弾力性が徐々に失われた結果、
起こる状態です。歩行時には体重の2~3倍の荷重がかかるため、
日常生活で歩く習慣が少ない方は太ももの筋力低下を伴っていることも
原因となります。
現在、70歳以上の方は子どもの頃から
畳に座布団を敷いて正座をする習慣がありました。
いまでは多くがテーブルに椅子という生活スタイルに変化しましたが、
膝に負担がかかる状態が続くと炎症が起き、
膝に水(関節液)が溜まるなどの症状がみられることもあります。
「膝に溜まった水を抜くと癖になる」という方もいますが
これは迷信です。炎症が治まれば膝に水も溜まらなくなります。
膝の痛みが強い場合や炎症がみられる場合には、
消炎鎮痛剤の入った湿布を貼ったり、塗り薬を塗ったりします。
痛みが続く患者さんでは、ヒアルロン酸の関節注射を行うこともあります。
一般的な目安では1週間に1度の注射を5回行って経過を観察します。
これは保険の適用となるため、
3割負担の方でかかる費用はおよそ2,000円程度。
ただし、注射だけで痛みが治まるのではないため、
根本的には膝の関節周囲の筋肉を鍛えることが必要となります。
また、サポーターを用いて膝を支えたり、
温めたりすることも痛みの軽減につながります。
思いやり在宅マッサージでは、まず、膝関節周囲の硬さをほぐし、足関節や股関節などの
関連した関節周囲の硬さや動きを改善する施術を行います。
また、日常的な姿勢の改善を行うことが、
膝関節の状態改善に非常に効果的です。
膝痛でお悩みの方はお気軽に当店までご相談ください!
まず、早く治療をすることが何より大切です!!
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