変形性股関節症とは、
股関節の関節軟骨が少しずつすり減り、
股関節内に炎症が起こり痛みなどが生じる病気です。
男性の5倍以上と女性に多い病気で、進行しやすいとされるのは
35歳〜45歳ですが、10歳代から症状が現れることもあります。
初期の変形性関節症は、股関節ではなく、
臀部、ふともも、膝などに痛みや違和感などの症状が現れるので、
股関節に炎症が起きていることに気づかないこともあります。
病気のサインを見逃さず早期に発見して適切な治療を受けることが大切です。
変形性股関節症の治療には「運動療法」「生活改善」「薬物療法・手術療法」
などがありますが、基本となるのは運動療法です。
その運動療法の中でも、初期の変形性股関節症には
貧乏ゆすりが効果的とされています!
貧乏ゆすりの効果として、
そのままでは軟骨は再生しないのですが、
こきざみに動かすことにより、関節周囲の筋肉がリラックスして、
関節液から栄養を補給することができ軟骨が再生すると考えられています。
ただし、無理をせず、痛みが強い時は行わないようにしましょう。
貧乏ゆすりも、股関節周囲の筋肉が硬いままだと、
効果が半減します。
しっかり股関節周囲の筋肉をもみほぐし、柔らかい状態で、
貧乏ゆすりをしたほうが血流も改善され効果的です!
鍼灸マッサージと貧乏ゆすりを併用して、
つらい股関節の痛みを改善していきましょう!