廃用症候群とは、
不使用の状態が続くと原因疾患の有無にかかわらず、身体にも精神にもあらゆる面で機能の衰えが早く進行します。
不使用や不活動によって生じる代表的な症状には、
運動器障がい、循環器障がい、自律神経障がい、精神障がいなどが挙げられます。
これらの症状は、単独で存在することはまれで、ほとんどの場合いくつかの症状が同時に存在し、
相互に影響しあっています。こうのような症状を総じて、廃用症候群と診断されます。
今回は、廃用症候群の中でも、
鍼灸マッサージ治療の効果が高い、
症状である筋萎縮(きんいしゅく)、骨萎縮、関節拘縮(かんせつこうしゅく)について解説します。
活動性の低下により引き起こされる「関節拘縮」。関節の不動により、
筋や軟部組織が徐々に弾力性を失い、線維化することで引き起こされます。
拘縮の病因は、大きく3つに分かれます。
筋性は筋肉、軟部組織性は腱や靭帯が影響するもの、
皮膚などの関節周囲の軟部組織から起こるもの、軟骨や関節包など関節性のものと、
それぞれ関節可動域の制限因子となります。
これらの病因は重複して起きていることが多く、結果として関節拘縮を引き起こします。
外傷や麻痺(まひ)、疼痛(とうつう)など、拘縮の誘因となるものは多くありますが、
1番の理由は関節運動の減少、不動によるものとされています。
ですから、鍼灸マッサージ治療を積極的に取り入れることにより、
関節拘縮の緩和させることができます。
。特に、長期入院中の患者さんに起こる重度の拘縮は、
ADLの低下、介助量の増加を防ぐためにも、早期に積極的に取り入れることをお勧めしています。
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